ギルドウォーズ2開発スタッフへのインタビュー記事を翻訳してみました。
Luna Atra「Interview étape avec ArenaNet」
このインタビューには、ギルドウォーズ2における
- GvG のパーティサイズ(どうやら 5 人ぽいですよ!)
- スキルの取得方法
- プレイヤー間でアイテムを売買できる市場(Marketplace)
- 強力なレア装備
原文はフランス語ではなく英語だったのでなんとかなりました(;´Д`)
割愛した部分もあり、完全な翻訳ではないことを予めご了承お願いします。

「Dynamic Events Overview」(ダイナミック イベントの概要)を要約してお届けします。
また、各メディアのインタビュー記事、および ArenaNet 公式ブログの内容についても抜粋してご紹介しています。
ギルドウォーズ2の RPG パート最大のキラーコンテンツともいえるこのシステム。
かなり長い記事になってしまいましたが、最後まで目を通していただくと印象が変わるかも知れません。
イントロダクション
「ダイナミック」とは、スタティック(静的: 予め決まっていて変わらない)の対義語で、
「動的」つまり経緯や条件、状況によって刻々と変化することを意味します。
公式サイトでは、ダイナミック イベントを説明するために、以下のような例が紹介されています。
頭上に「!」が表示されているNPCに話しかけると、次のようなテキストが表示されます。
「困った。もうすぐオーガどもがやって来て私の家を壊してしまう。」
「旅の人、あなたは強そうだ。ヤツらを倒してくれないだろうか?」
プレイヤーは村の外へ出て、草原でデイジーを摘んでいるオーガたちを殺し始めるでしょう。あらゆるプレイヤーがこのクエストを受けられるようにするため、どれだけ時間が経っても、実のところオーガは家を壊しには来ません。ただ、デイジーを摘み続けるだけです。
オーガは、クエストの説明通りに行動しません。ゲームはプレイヤーに嘘をついています!
ArenaNet は、これをとてもよくないと思っています。
ギルドウォーズ2では、NPCが「もうすぐオーガたちがやって来て私の家を壊してしまう」と話し、プレイヤーがオーガたちを止めないならば、オーガたちは本当にやって来て家を壊し始めます!

「The Fashion of Guild Wars 2: An Interview with Kristen Perry」
ファッション!
これこれ、こういうのを待っていました!><
GW1のコスチュームはセンス良いのが多かったので、GW2も期待しています。
オリジナルの記事では、チャール♀とヒューマンの女性、男性が画像付きで紹介されていますね。

「ギルドウォーズ2を探求する 9つの質問 (和訳)」に関連する内容も多くありますので、
よろしければあわせてご参照ください。
Guild Wars 2 公式サイトが更新され、ダイナミック イベントに関する情報が公開されていますが、
そちらはとりあえず後回しにしました。(こちらの方がこじょにとって興味深かったからです!)
割愛した部分もあり、完全な翻訳でないことを予めご了承お願いします。

ギルドウォーズの概要
- キャラクターを操作しながらスキルを使って戦うオンラインアクションRPGです
- 街などの拠点は MMO,外(探索地)は MO というハイブリッドなゲームデザインです
- 全世界で 600万本以上のセールスを達成しました
- 開発は ArenaNet です
ArenaNet
2000年末に Blizzard Entertainment の South オフィスを離れた 3人を中心に結成された。「Warcraft III」のリードデザイナーで、Battle.net の企画者でもあった Mike O'Brien (マイク・オブライエン)氏、「World of Warcraft」の初期のリードデザイナーだった Jeff Strain (ジェフ・ストレイン)氏の二人に、同社の元"ナンバー2"で、開発副社長として技術面を見ていた Pat Wyatt (パット・ワイアット)氏が加わっており、買収問題で揺れていた当時の Blizzard でも、かなり初期に離脱したコアメンバーによる開発チームといえる。
(4Gamer.net より)
4Gamer.net の連載記事「アート オブ ギルドウォーズ 第1回」に、
ギルドウォーズの魅力を簡潔に著している部分があります。
あらゆるシステムが局地戦に特化し,それ以外はばっさりと切り捨てられている。
ほかのRPGの経験者が Guild Wars の戦闘でまず驚くのは,Health と Energy (HPとMP)の回復速度だろう。
Guild Wars ではたとえ瀕死の状態からでも,十数秒あれば全快してしまうほど回復が早い。そのため,既存のRPGにおける Healing や Medicate に相当する動作は必要なく,プレイはほぼノンストップで進行する。
戦闘のテンポはかなり速く,使用のタイミングが重要なスキルも多い。プレイ感覚としてはRPGというよりアクションゲームに近いのだ。Guild Wars ではザコ敵との戦闘一つ一つが常にパワー全開で行われ,それが最後まで間断なく続くのである。
もう一つ,あえて手軽なシステムになっているのが移動だ。
プレイヤーキャラクターはワールド中に複数設けられた拠点エリアへ,いついかなる場合もノーリスクで移動できる。キャンプポイントとの往復に何十分もかけて走る必要はなく,また万が一ピンチに陥っても瞬時に脱出できる。これらによって,プレイ時間のほとんどすべてを戦闘に使えるのだ。
ほかにも,(中略)などなど,戦闘以外の負担を軽減するためのさまざまな工夫が盛り込まれている。こうした"簡略化"が戦闘自体の面白さをまったくスポイルしていないのは特筆に値しよう。この取捨選択のセンスは,ほかのデベロッパにはちょっと真似できないレベルに達していると筆者は思う。
ギルドウォーズの特徴
ギルドウォーズ2との違いもあわせて、もう少し詳しくご紹介します。併記したギルドウォーズ2の情報は、リリース前ということもあり、未確定の内容があることをご了承ください。
ギルドウォーズ2の開発コンセプトについては、
「ギルドウォーズ2 デザイン・マニフェスト (和訳)」をご覧いただくと良いかと思います。
「ギルドウォーズの特徴」 - 目次 -
4Gamer.net の読者レビュー、ギルドウォーズで出会った方々の意見などを参考に書かせていただきました。

諸手をあげて歓迎するユーザーばかりでないのは想定内だったらしく、特に目立っているユーザーの疑問や懸念に答えるという形で、ArenaNet の公式ブログに以下の記事がアップされています。(現地時間 2010/5/5付)
「Nine GW2 Follow Up Questions with Eric Flannum」
回答しているのは、各メディアでインタビューに出ずっぱりの、
ギルドウォーズ2のリードデザイナー Eric Flannum さんです。
こじょが疑問に思った点についてもいくつか回答がありました。
関連する情報は主にこちら。
- ギルドウォーズ2 デザイン・マニフェスト (和訳)
- スキル: GW2 戦闘システム Part 1
- 武器,ジョブと種族: GW2 戦闘システム Part 2
- エレメンタリスト [Guild Wars 2]
それでは、10時間くらい頑張った、いつも通りの大胆な意訳をどうぞ。

「Elementalist」(エレメンタリスト)の内容を要約してお届けします。

「Part 2: Weapons, Professions and Races」の内容を要約してお届けします。
以前の記事「スキル: GW2 戦闘システム Part 1」もご参照ください^^
