2012年は、ギルドウォーズ2を待ちわびる世界中のファンにとって、記念すべき年になるかも知れません。
ちょっと気が早いかも知れませんが、ゲームを開始してすぐに直面する最初のお楽しみ、
キャラクター クリエイションの準備を始めませんか^^
ギルドウォーズ2のキャラクター クリエイションには、種族とプロフェッションという二つの柱があります。
種族の選択がストーリーを含むゲームの世界観を織りなすならば、
プロフェッションの選択は、ゲームのプレイング(遊び方)を形成するとこじょは考えています。
この記事では、キャラクター クリエイションのまとめ第一弾として、全8プロフェッションの概要をご紹介します。
尚、「プロフェッション」とは、他のゲームでいう「クラス」や「ジョブ」に相当する概念です。
こじょは NCsoft の回し者ではありませんが、ArenaNet の信者とは言えるかも知れません。
あなたにぴったりのプロフェッションが見つかるといいですね!
プロフェッションの違いとは
プロフェッションを選ぶと何が決まるのでしょう。
ギルドウォーズ2では、プロフェッションごとの相違点は主に以下の通りです。
アーキタイプと特殊能力
- アーキタイプなんてカッコよく書いてみましたが、難しく考える必要はありません。
例えば、ソードやアックスを振り回して真っ向勝負をしたいのならウォーリア、ド派手な魔法をガンガン使いたいならエレメンタリスト、様々なガジェットで多彩な攻撃を繰り出したいならエンジニア、などなど、GW2には 8つの明確に特徴付けられたプロフェッションが用意されています。 - アーキタイプを噛み砕いてみると、攻撃や防御の方向性だったり、得意な戦術や戦略でしょうか。
- 各プロフェッションには、アーキタイプを体現する特殊能力が設定されています。
例えば、ネクロマンサーは幽体離脱能力であるデスシュラウド、メスマーは幻影を操るシャターリングなどです。
装備できる武器とウェポン スキル
- GW2では地上 16種類、水中 3種類の武器が用意されています。
- プロフェッションごとに装備できる武器が決まっています。すべての武器を装備できるプロフェッションはありません。
- 詳しくは記事の後方に早見表がありますのでご覧ください。
- プロフェッションごとに、武器に固有のスキル(ウェポン スキル)があります。
例えば、メインハンドにソードと、オフハンドにシールドを装備したウォーリアの場合、メインハンドのソード スキルとして 3つ、オフハンドのシールド スキルとして 2つのウェポン スキルが使えます。両手持ちの武器であるグレートソードを装備したガーディアンは、5つのウェポン スキルが使えます。 - 同じ武器でも、異なるプロフェッションでは異なるウェポン スキルとなります。
例えば、レンジャーがダガーを装備した場合と、シーフがダガーを装備した場合とでは、まったく違うスキルとなります。 - また、同じ武器でも、メインハンドに装備した場合と、オフハンドに装備した場合とでは異なるスキルとなります。
例えば、両手にダガーを装備したエレメンタリストは、メインハンドの 3スキルと、それとは異なるオフハンドの 2スキル、計 5つのウェポン スキルを使えます。
選択できるスキル(ヒーリング スキル / ユーティリティ スキル / エリート スキル 等)
- GW2のスキルバーは 10 のスキルで構成されます。
- 最初の 5つは前述したウェポン スキルです。
残りの 5つは、ヒーリング スキル枠が 1、ユーティリティ スキル枠が 3、エリート スキル枠が 1 です。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 自動セット (武器 x クラス / 環境武器) 選択 (種族 + クラス) メインハンド オフハンド ヒール ユーティリティ エリート 両手持ち / 環境武器 - それぞれの枠に、プロフェッションごとのスキル リストからスキルを選択できます。
例えば、エンジニアとメスマーは、まったく異なるヒーリング スキルのリストから、あなたのプレイスタイルや装備した武器にマッチすると思えるヒーリング スキルを 1つ選択します。 - 尚、スキル リストには種族によって使用できるスキルも含まれてきます。
例えば、ノルンのネクロマンサーとノルンのウォーリアは、同じノルンのエリート 種族スキルを選択できます。 - ダウン状態のときに使用できる 4つのスキルもプロフェッションによって決まります。
装備できる防具の種類(ライト アーマー / ミディアム アーマー / ヘヴィ アーマー)
- プロフェッションによって装備できる防具の種類が決まります。
例えば、エレメンタリストはライト アーマーしか装備できません。ガーディアンは、ヘヴィ アーマーしか装備できません。 - 防具の種類は、おそらく防御力に影響すると思われますが、今のところ詳細は不明です。
環境武器の使い方
- GW2では、フィールドに存在する様々なオブジェクトを環境武器として使用できます。
例えば、投石器を操作するときは、ウェポン スキルが投石器 固有のスキルに換わり、落ちている岩を拾えば、岩 固有のスキル(投げつける等)に換わり、モンスターの巣で見つけた卵を持てば、卵 固有のスキル(投げつける、食べる等)に換わります。 - 環境武器の固有スキルは、プロフェッションや種族によって変化します。
例えば、エレメンタリストが岩を持ったときは、投げつけるだけでなく、上空から隕石のように落とすこともできます。
どのプロフェッションでも同じなのは
逆に、どのプロフェッションを選んでも同じことがあります。実はこちらの方が重要です。
パーティの組みやすさ
- 従来の MMO では、クラスごとにタンク/ダメージディーラー/ヒーラーという役割が決められているのが普通です。必然的に、ヒーラー役のクラスはどのパーティにも必須で、タンクとダメージディーラーは、その役割に最も秀でたクラスが重宝されます。結果として、「いらないクラス」「いなくてもいいクラス」が出てきます。
- GW2のプロフェッションはすべてが「必要なクラス」であり、同時に「いなくてもいいクラス」です。
- どのクラスを選んだとしても、プレイヤー次第で大活躍できます。どんなパーティにも、あなたの好きなクラスで参加できます。
- 詳しくはこちらの過去記事をご覧ください。
強さ
- GW1を含むギルドウォーズ シリーズでは、プロフェッションごとに強弱はありません。
- つまり、「最強クラス」は存在しません。
- また、即死コンボや永久コンボは、どのプロフェッションにもありません。
- 少なくとも、開発元の ArenaNet はそれを目指して調整しています。
- 強さを決めるのは、チームワークとチームビルド、そしてプレイヤー スキルのみです。
コスト
- 他のゲームでありがちなのは、特定のクラスだけが、普通に遊ぶために矢や弾丸などの消費アイテムを別途 用意しなければならないアンバランスです。GW2では、矢や弾丸は無限です。
- アンバランスなリアリティは、ゲームの楽しみを損なうだけだということを ArenaNet は知っています。
プロフェッション紹介
バナーをクリックすると詳細ページにジャンプします。「イントロダクション」のクリックで簡易説明が表示されます。
- これまで書いてきた通り、ギルドウォーズ2では、あなたの好みだけでプロフェッション選んでも大丈夫です。
- しかし、ストーリーを楽しみたいプレイヤーや、気軽に遊びたいプレイヤーは、しばしば「簡単なクラスがいい」と考えます。安心してください。プロフェッションごとに強さに違いはないと書きましたが、実は、扱いやすさ、ポテンシャルの引き出しやすさ、使いこなすための難易度は違うのです。
- 以下の紹介は、扱いが簡単な順、難易度が低い → 高い順に並んでいます。
- 難易度の根拠については、こちらの過去記事をご覧ください。
エレメンタリスト
特殊能力: エレメンタル アチューン
火、風、水、土の四元素(エレメント)を操り戦う魔法使いです。
アチューン(同調)するエレメントを切り替えることでスキルが変化し、攻守に渡ってその魔力を発揮します。
ウォーリア
特殊能力: アドレナリン / バースト スキル
数多くの武器を使いこなす屈強な兵士、パワフルな近接攻撃クラスです。
敵を攻撃することでアドレナリンを蓄積し、それを一気に放出するバースト スキルを発動できます。
レンジャー
特殊能力: ペット
大自然を味方につけ、ペットを自在に操る中距離戦闘の達人、攻守に優れた万能クラスです。
ペットに基本行動を指示し、さらに状況に応じて命令を与えることでペットと共に戦います。
ネクロマンサー
特殊能力: ライフフォース / デスシュラウド
下僕を召喚して戦い、敵の生命力を吸い取る闇の術師です。
吸い取った生命力(ライフフォース)を解放し、自ら幽体となって戦うデスシュラウドという能力があります。
ガーディアン
特殊能力: バーチュー(Virtues: 美徳)
聖なる加護を受けて攻守に奔走する、献身的な戦士です。
3つのバーチュー: ジャスティス(正義)、カーリッジ(勇気)、リゾルブ(決意)の加護を駆使して戦います。
シーフ
特殊能力: イニシアティブ / スティール
トリッキーな攻撃とステルス能力で敵を翻弄する、テクニカルな中量クラスです。
オリジナル コンボを可能にするイニシアティブ、敵からアイテムを盗み 武器として利用するスティールが特徴です。
エンジニア
特殊能力: キット / バックパック / タレット
多彩なガジェットに加え、重火器も備えるミドルレンジ クラスです。
キットやバックパック、タレット、ツールベルトを使いこなし、あらゆるミッションに適応します。
メスマー
特殊能力: イリュージョン / シャターリング
実体のある幻影を操り、敵を巧妙な罠に陥れる華麗な幻術師です。
つくりだした幻影(イリュージョン)に作用する、4種のシャターリング スキルで敵を死へと誘います。
また、リリース時には変更されているかも知れないことをご了承ください。
プロフェッションと装備の早見表
プロフェッション | ![]() ガディ | ![]() ウォリ | ![]() ジニア | ![]() レン | ![]() シーフ | ![]() エレ | ![]() メスマ | ![]() ネクロ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
武器 \ 防具 | ヘヴィ | ミディアム | ライト | ||||||
片手持ち | アックス | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
ダガー | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
メイス | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
ピストル | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
セプター | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
ソード | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
オフハンド専用 | フォーカス | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
シールド | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
トーチ | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
ウォーホーン | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
両手持ち | グレートソード | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
ハンマー | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
ロングボウ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
ライフル | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
ショートボウ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
スタッフ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
水中 | ハープーン ガン | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
スピア | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
トライデント | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
武器セット | 2 | 2 | 1 | 2 | 2 | 1 | 2 | 2 |
- 公式 Wiki を参考に作成しました。ありがとうございます。
は、左側がメインハンド、右側がオフハンドへの装備可否を示します。
例えばウォーリアは、どちらの手にもアックスを装備できます。もちろん、両手にアックスも可能です。この場合は、オフハンドのみに装備できます。
例えば、レンジャーがダガーを装備できるのはオフハンドのみです。- 両手持ちの武器は、マーク一つで装備の可否を表しています。
- 武器セットとは、戦闘中に切り替えることができる武器セットの数です(戦闘中以外は自由に持ち替えが可能です)。
例えばシーフは、ソード(メインハンド)とピストル(オフハンド)の武器セットと、ショートボウ(両手持ち)の武器セットを切り替えながら戦うことができます。 - 武器セットが 1 しかないエンジニアとエレメンタリストは不利なのでしょうか? いいえ。彼らはそれを補って余りある特殊能力を備えています。詳しくはリンク先のプロフェッション詳細ページをご覧ください。
こじょの所見と妄想
プロフェッションのまとめ記事、いかがでしたでしょうか。プレイしたいプロフェッションは見つかりましたか?
こじょは、やっぱり最初はウォーリアかなー 違うワールドで 2~3キャラを同時進行するのも面白そうですねー
ぁあ、妄想は楽しいなあ(*´Д`*)
それはそうと。
新年、あけまして おめでとうございます。
今年こそGW2元年、とブログに書くのも 3回目となりました(;´Д`)
毎年、リリースには近付いていると感じるのですが、今年にも確信が持てないのが正直なところw
2011年を振り返ってみると、ArenaNet さんは かなり頑張りました。
プレイアブルな 5種族を一つずつ、一週間かけて扱うキャンペーンを順次 展開しつつ、2010年の 4クラスに引き続き、2011年に残り 4クラスを順次 発表、さらに同時に春から夏にかけてはプレイアブル版を 3回リリース、8月の gamescom では PvP を初披露し、11月の G-Star でダメ押しのプレイアブル版 4回目リリース。G-Star版はまったく予想していなかったので、本当にびっくりしました。
残り未発表の大きなコンテンツは、
- ワールド vs ワールド (三つ巴なので略して書くと WvWvW です)
- ギルドバトル (ギルドウォーズなのにこれが無いとかありえひん)
あたりでしょうか。ギルドのシステムがどうなるのかも興味深いところ。複数のギルドに所属することもできる、なんて情報も見かけた気がします。あとはコンクエスト以外の PvP 形式とか...
逆にいうと、上の 2~3 個をクリアすればリリースが見えてくるわけです。
今年? 来年? いずれにしても楽しみです^^

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今年こそ、GW2がプレイできますよーにと、自分も祈っていますf^_^;
〒_・)ジィーっとこじょさんの記事を読み返すと…
ネクロの記事に『fear』という単語が在ったのを振り返ってみて
『状態異常やBoonは拡張される』
なんて事があるのか~と、GuildWars2のバックボーンゲームシステムの拡張性の広さを再認識しましたf^_^;
あとは、エネルギーが無くなった事により、スキルバランスがどう調整されるかが、楽しみですね~
スキルといえば、いつぞやのプレイアブル版の動画にネクロでミニオンマスターをやってる動画があって、ユーティリティスロットにどかどかミニオン召喚スキルを搭載していたのを見たことがあるので、物量で圧すならMMもやってみたいな~とか早くも妄想再開ですf^_^;
クドいけど、今年は、GW2デキマスヨーニm(_ _)m
状態異常を含む効果(effect)は種類が多くて整理されてない感じですねー(;´Д`)
http://wiki.guildwars2.com/wiki/Effect
まあ、今年はまだ11ヶ月くらいありますし、期待しつつ待ちます。
セレアさんコメントありがとうです^^
2月:メディア向け招待性Cβ
3~4月:一般向け申し込み審査のCβ
Cβの規模を拡大していくって話ですね
2月の分に日本のメディアが参加すれば日本展開もありと思えるのですけど
そう旨くはいかないでしょうねぇ
Mike たん自らブログ記事を書いてくるあたり、相当に期待が持てますね。
ベータテスト イベントに参加できますように!!
参加できるといいですね
もうすぐ丸2年になりますが、振り返ってみると割りといろいろ書きましたね。我ながら素晴らしい成果ですw
ベータ テスト、参加したい人は みんな参加できるといいのに!
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