リリース前、開発期間中にもゲーム外アプリの提供がアナウンスされていましたが、おそらく開発のプライオリティにより これまで水面下だったのだと思います。ArenaNet 純正アプリとまではいかないまでも、可能性が広がる API が公開されました!
API はその裏でひっそりとリリースされました。左端でひっそりしているのが API ちゃんです。(嘘)
今回 提供されたのは以下 3つの API です。
- Dynamic Events API -- BETA
すべてのワールド、すべてのマップ、すべてのダイナミック イベントの進行状況を取得できます。
- WvW API -- BETA
すべてのマッチアップについて、対戦カード、スコアと拠点の占拠状況を取得できます。
- Item and Recipe Database API -- BETA
すべて(?)のアイテム情報、レシピ情報を取得できます。
これらの API で何ができるのかというと...
- Yak's Bend (Events) - GW2 Stuff
ティリアのイベント マップ。
貼ったリンク先はこじょのホームワールド Yak's Bend ですが、画面上部の「US Servers」をポイントすれば他のワールドを見ることができます。注目すべきは画面右端。各マップのメタイベントと呼ばれる大規模なダイナミック イベント チェインの発生状況がリアルタイムに更新されます(イベントが開始されると黄色に強調表示され、リストの上に移動します)。
ログインしたそのとき! ティリアのどこでドラマチックなイベントが起きているのか! 一目で分かります。
物欲に駆られた諸兄にとっては、ボス チェストの効率的な回収に役立つことでしょう^^
- Guild Wars 2 WvW Matchups
WvW のマッチアップとリアルタイム スコア。
(6/23追記 - リンク先の URL を更新しました)
これだけだと「ふーん」くらいですが、API の真髄は「Live Map」にあります。
(右側のアイコンをクリックしてみてください)ゲーム内の WvW マップがブラウザで確認できます。しかも、画面下方には、いつどの拠点が占拠されたのか、戦況が刻々と表示されていきます。さらに、拠点のロードがカチカチな(占拠後の一定時間 無敵状態)残り時間まで表示されます。これは完璧。
WvW のプレイ時にマップ画面を開く必要がなくなります。デュアルディスプレイやタブレット、スマホで開いておけば、戦争が捗ること間違いなしですね。素晴らしい。
- GW2Spidy | Guild Wars 2 Tradingpost Graphs
- GW2 Trading Post
- Trading Post - Guild Wars 2 DB
トレポの取引状況データベース。
(6/23追記 - GW2DBのトレポデータは更新が止まっているようなので別のサイトを追記しました)
こちらは今回 公開された API とは直接関係ありませんが、おそらく非公開の API を使用していると思われます。例えば、Glob of Ectoplasm(エクト)のページを開くと、価格(Sale and Offer Price)、供給量と需要量(Supply / Demand)の推移を見ることができます。
UI上は過去 1ヶ月、3ヶ月、半年、1年、すべてのスケールがありますが、いま見られるのは 1ヶ月分だけのようです。
ここで紹介したサイト以外にも、API を使用した様々なアプリがプレイヤーたちの手によって生み出されています。
こういった便利ツールは、純正よりも作成からプレイヤーの手に委ねた方が盛り上がるのかも知れませんね。以下の公式フォーラムのスレッドに色々なアプリへのリンクがあります。
こじょの所見と妄想
API の情報を見たとき、可能になることは だいたい想像できたのですが、「なるほどなー」と感心したのが、CoF と CoE (ダンジョン)の開放状況を把握することです。開放するためのダイナミック イベントの進行状況を API で取得すれば簡単ですよね。すでにあるものは、ちょっと UI が使いにくいので(失礼w)、こじょもつくってみたいと思います^^
WvW の Live Map は本当に優れものですが、API で取得できる情報は かなり絞られています。
このあたりのバランス感覚はさすが ArenaNet といった感じ。
例えば、拠点のアンダーアタックは API では取得できません。
また、最近のアップデートでは、拠点が攻撃を受け始めてからアンダーアタック表示になるまでの時間が延長されました。少し前のアップデートでは、戦闘の発生地点マークが大規模(25プレイヤー以上)な場合だけになりました。これらは、偵察任務を楽しむプレイヤー、小規模なチームでゲリラ的に活動するプレイヤーに配慮していることを意味します。
昨年 8月のリリース以降、欠かすことなく毎月のコンテンツ追加を行い、加えて別ラインで API を提供。
これらが月額課金なしでサービスされているのは本当に凄いことですね。

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んー。こうなると、個人的に次のタブレットはアンドロイドへと偏向の一途をたどりそうですね(;´▽`A``
WEBブラウザで動かすよりは直接落としたほうが、動作は安定すると思われますから(;´▽`A``
個人的な流石にこれはないだろーって妄想は、「キャラクターのデータを引っ張り出して、アンドロイドでミニゲーム(報酬付き)をやらせること。」
出先でも遊べますって言って、月額2ドル!って言う便利機能を妄想です(;´▽`A`` <アンドロイド搭載携帯電話専用コンテンツで(アップルさん置いてけぼり?)。
ついでにイベントマップを見たら、まだまだティリアは広いなーと思ったのでした。
まだまだ、延びしろ健在なゲームですね@w@
これから期待したいのは、やっぱり公式LFGツールですかね! webからアクセスできたら最高ですね。人が集まるならINするよーなんてシチュエーションでも大活躍。ぼくは一人遊びもできちゃうタイプですが(´Д`)
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