WildStar(ワイルドスター)は、北米カリフォルニアに本拠を置く Carbine Studios が
7年以上の歳月を掛けて開発した MMO です。
5月 18日までのオープン ベータを滑り込みでプレイしてきました。
2キャラ トータルでプレイ時間は 4~5時間、到達レベルは 4、て感じで書けることはあまりないのですが、デキがかなり良さそうなのでログログしておこうと思いました。
キャラクター クリエイション
まずは所属する勢力と種族 / 性別 / クラス / パス(Paths)を選択
馴染みがないのはパスです。
簡単に書いてしまうと、PvE で遊べるコンテンツをフィルタリングする役割です。
PvE のフィールドにはクエストの他にミッションが配置されており、対応したパスを選択したキャラクターのみ、そのミッションをこなすことができます。他のパス向けのミッションは存在すら分からないようになっています。例えば、Explorer ミッションは Soldier パスを選択したキャラには見えません。
こう書くとマイナスなイメージですが(事実、プレイヤーにとってあまりプラスはないのですが)、ミッションをすべてクリアしないと次のエリアに進む気にならない一部のプレイヤーにとっては、ゲームのテンポが良くなる効果があるのかも。
次はキャラクターの容姿
顔のパラメータはかなり細かく設定できます。
素晴らしいのは、目の形や大きさだけでなく、骨格まで変更できるところ。
具体的には、眼窩や口腔の位置や大きさを調整できます。
身体の方は、用意された体型から選択する方式です。
おっぱいスライダーもふとももスライダーもありません。残念。でもバリエーションは十分で、巨乳ちゃんだけでなく巨尻ちゃんが用意されているのはポイント高いでした(*´Д`*)
操作性
操作系は一般的な WASD 方式で違和感はありません。
キーコンフィグも充実しており、完成度は高いです。
少し気になったのはダッシュです。
ダッシュ キー(チュートリアルによると Ctrl のはずですが、なぜかデフォルトでは割り当たっていませんでした)+方向キーなのですが、例えば前進しながら(W を押しながら)Ctrl を押しても利きません。いったんキーを放して前進を止めてから、ダッシュ キーを押しながら方向キーを入力する必要があります。また、ダッシュ後も、Ctrl だけ放して W を押し続けても前進してくれません。
確かに格ゲーなどでは、前進していてもレバーをニュートラルに戻してからダッシュ操作(素早く 2回レバーを倒す等)するのは一般的ですが、縦横斜めに動き回るこの手のゲームではシームレスにダッシュしたいと思いました。
ジャンプも可能で、二段ジャンプもサポートされています。
Shift を押し続けるとゲージがなくなるまで速く移動でき、ジャンプの飛距離が伸びたりします。アクション性は高いです。
テレグラフ (Telegraphs) - AoE インジケータ
テレグラフと呼ばれる、WildStar の AoE 表示はスマートでクールです。
AoE の範囲を明示するとともに、キャスト インジケータも兼ねています。
例えば円形の攻撃範囲を持つスキルを発動すると、まずその範囲を示す円が表示されます。
そして、円の中心から外側に向かって放射状に円形を塗り潰すことでキャスト タイムが表現されます。
さらに特徴的なのは、それが敵にも見えることです。
AoE インジケータが見えるということは、かなり遠目までカメラを引くことができる Wildstar において、プレイヤーは非常に小さくなる敵キャラクターのモーションに目を凝らす必要がなく、ポジショニングに注力できるということです。(逆にいうと、このシステムのお陰でカメラを遠くまで引いてポジショニングの駆け引きを助長できます)
また、状態異常のブラインドでは、攻撃のヒット率が下がる等の数値的効果ではなく、プレイヤーの視界が悪くなる(画面が暗くなって自キャラの周囲しか見えなくなりますw)という面白い効果が引き立ちます。
WildStar Gameplay: Combat Telegraphs
(JavaScript が有効な環境だとここにムービーが表示されます)
PvP
こじょはオープン ベータで PvP をプレイできなかったので、海外の記事を調べてみました。
- PvP ではサーバーの区別なく同一のキューにエントリーできる
- レベルと装備ステータスは平準化される
という基本は押さえている様子。いいね!
PvP コンテンツは Battlegrounds / Arenas / Warplots という 3種類が用意されています。
ざっくりまとめると…
Battlegrounds
- レベル 6 から参戦可能
- 記事からは読み取れませんでしたが おそらくバトルロイヤル形式?
Arenas
- レベル 30 から参戦可能
- レベル 50 からはランク マッチ(rated arenas)に参戦可能
- 2v2 / 3v3 / 5v5 で戦うチーム戦
Warplots
- レベル 50 から参戦可能
- 40 vs 40 で戦うチーム戦
- 人数が足りない場合は傭兵キューから補充される
- バトルフィールド上のジェネレータを全て破壊するか敵のエネルギー プールをゼロにすると勝利
ビジネス モデル
パッケージ約 $60+月額 $15 です。
内容ではギルドウォーズ2より優れている部分があるものの、料金体系が旧態依然としていて残念。
とはいっても個人的には基本プレイ無料+鬼アイテム課金は嫌いです。
落としどころとしては、ギルドウォーズ2のようなパッケージ+マイルドなアイテム課金が良いと思うのですが、何か採用できない理由があるのでしょうかね… 謎です。
オープン ベータでは ほとんど他のプレイヤーを見かけませんでしたし(みんな PvP やってたのかな?)、Pre-Order の○○万本突破! 的なニュースもないようです。(逆に Pre-Order が 25% オフという… 発売前に割引って大丈夫なの?w)
ちょっと厳しい船出になりそうな予感。
Warplots はGW2の WvW での局地戦をすくい取ってゲームにした感じで面白そうでした。
良作の健闘に期待したいところ。ビジネス モデルを再考してくれるなら こじょも遊びたいです!
WildStar DevSpeak: Raids
(JavaScript が有効な環境だとここにムービーが表示されます)

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