こんちゃーっ!
スプラトゥーン2で、S+でも十分 戦えていたのにA-まで落ちてしまう現象に2回ほど遭遇したら、自分の実力が簡単にわかる方法を発見しました。
上がったり落ちたりを繰り返して、いったい自分にとって適正なウデマエはどこなんだ… と途方に暮れているイカちゃんに朗報です。自分の実力がわかると、なんということでしょう。落ちたときのストレスがなくなります!
もったいつけるのもアレなので、本当のウデマエを見分ける方法をまずは書きます。
- 味方をキャリーできなくなったら そこが自分のウデマエです
これは簡単。
それでは順に、用語の定義や理由を説明します。
キャリーとは
ゲーム用語ですが、あまり一般的ではないようです。
この記事では、"味方を勝利に導く(運ぶ=キャリーする)"というアニキ的なニュアンスで使います。キャリーニキです。
味方をキャリーするとは
味方を勝利に導くとは、つまり大活躍するということです。
エリアなら打開の先陣をきって数的有利を取る、維持の場面では敵陣に乗り込んでカウントを稼ぎ、裏取りを警戒しつつ塗り合いにも全力で参加。ヤグラなら進路を切り拓いて臨機応変にヤグラに乗り、防衛もしっかりこなす。ホコなら敵の防衛ラインを崩して積極的にホコを持ち、時には隙を突いてカウントを進め、敵のホコは確実に止める。
勝つために必要なことを全部 自分がやって勝つ。これが味方をキャリーするということです。
キャリーするためには
味方をキャリーするためには、敵と味方8人の中で 自分が一番強くないとダメでしょう。実はこれ、それほど難しい条件ではありません。
ぼくの例でいうと、S+1まであがったことがあるのだから、実力的にはS+と信じたい。でもA-まで落ちてしまった。この状況でA帯で戦うわけです。本当に実力がS+なら、A帯で味方をキャリーできないはずがない。負けても「味方が弱かったから」なんて口が裂けても言えない。自分がS+で味方も敵もAなら、味方が自分より弱いのは当然です。敵も自分より弱いのだから、キャリーできて当たり前って話です。
逆のパターンも考えてみる
落ちてから戻るのではなく、今より上を目指して戦うときのことも考えてみます。
そもそも、ウデマエがアップするとはどういうことか。
例えばA帯のイカちゃんがS帯に上がるためには、考えてみれば当然ですがS級の実力がなければいけません。実力がS級ならば、A帯で味方をキャリーできないはずがない。負けても「マッチングがおかしい」なんて口が裂けても言えない。自分がS級でそれより弱いA帯のイカちゃんが敵なら、どんなマッチングでも勝てますよねって話です。
もうちょっと具体的なエピソード
味方をキャリーするなんて恐れ多い考えを持っていなかった昔のぼくは、「とにかく精一杯がんばれば勝てるはず」「自分のブキに合った役割をできるだけミスなくこなせば勝てるはず」と思っていました。たまたま大活躍することもあるし、負けた時には原因を考えて次は気を付けよう、と心掛けていました。
ある日、ほとんど勝てずに連敗が重なる事件が発生。暗雲が垂れ込めるというヤツです。
「おかしい。自分は いつも通り頑張っているのに全然 勝てない。てかボロ負けやん」
何度もゲージが割れ、ウデマエがダウンしても負けが止まりません。いつの間にかS+からA-まで落ちていました。なんだったらB帯まで落ちる勢い。上がるのは わりと時間かかるのに、落ちるときは本当に一瞬だなあと感じます。
2度目にS+からA-まで落ちたときに悟りを開いたのですが、SからA帯に落ちた時点で、マインドと戦い方を変えなければいけなかったのです。
S級の実力あるイカちゃんがA帯で戦うときには、「精一杯がんばろう」「ミスなくやろう」ではダメなのです。「オレがお前たちを勝たせてやる」というアニキ風を吹かせ、レーティング システムに「オレはS級なんだ」ということをわからせてやる必要があるのです。
ぼくはどちらかというとサポートが得意です。前線を張ってガンガン敵に圧を掛けていくのは得意ではありません。わかばシューターやプロモデラーMG、ラピッドブラスターあたりが好みで戦いやすいです。
今でこそ言えますが、サポート的な立ち回りは甘えなのです。自分の適正ウデマエ帯でエンジョイするならまったく問題ないのですが、味方をキャリーして上を目指すスタイルではありません。
ぼくはA帯で味方をキャリーするためにスプラシューターコラボを握りました。スプラッシュボムの扱いは得意だったし、ジェットパックは下手だけど、それでもジェットパックですし。わかばでは撃ち負ける場面でも、スシコラならやれる。もちろん、塗りはわかばのときと同じように頑張ります。ぼくが塗らなきゃ誰が塗る。ヤグラやホコではクラッシュブラスター無印やネオです。
こうして、キャリーニキの心意気を得たぼくは、A帯で戦うのが精神的にめちゃくちゃ楽になりました。負けてもイライラしなくなりました。「すまん。オレが不甲斐ないばかりにお前たちを勝たせてやれなかった」勝手にアニキ風全開です。ガールはアネゴ風を吹かせばOKです。
いまC帯やB帯で上を目指しているイカちゃんも読み替えてもらえれば そのまま当てはまると思います。
まとめ
というわけで まとめます。
どのウデマエ帯においても、「味方をキャリーするぞ」という意気込みでプレイしたけど、大活躍できないですわー となったウデマエが自分の実力です。勝ち負けはあまり気にしなくて良いかも。大活躍しても負けるときはある。
ぼくの例だと、ウデマエA+なら わりと大活躍して早めにSに復帰できるけど、SやS+にあがると、勝っても大活躍とはいえないことが多いので、実力はSて感じでしょうか。実力はSでも、いろいろな要因でそこから上がったり落ちたりはあり得る。SとかS+前半をうろうろしているなら適正帯かなと思います。
これを悟ってからは、戦績がだいぶ安定しました。「味方をキャリーしてこのウデマエまで来た」という自負がピンチでも諦めない心を支えてくれます。落ちてもまたキャリーニキすればよいだけのことです。
(おまけ)なぜか味方を煽るイカちゃんの正体
最後に、ここまでの説明を踏まえると、たまに遭遇するモヤモヤを解消することができるので併せて書いておきます。これも朗報。
たまにゲーム内で、上から目線で味方を煽ったり揶揄したりするメッセージを名前にしてプレイしているイカちゃんを見かけます。わざわざ味方の士気を下げて負けやすくする いわばご乱心状態ですが、"負けるのは自分より弱い味方のせいだ"という思い込みが激しいのでしょう。
でもよく考えてみると。
これまで書いてきた通り、自分が味方より強いなら、味方や編成に関係なく自分の活躍でキャリーできるはずです。
負けを味方のせいや編成のせいにしてもいいと思います。実際、調子の悪かった味方や編成のせいで負けることはあります。でも、負けを味方のせいにするということは、味方がちゃんとしていないと勝てない、実は味方を頼りにしているマンです。それに気付かず、味方をキャリーできないのに自分は強いと勘違いして上から目線になるなんて、わりと恥ずかしい状態でしょう。
同じウデマエ帯にいるのに上から目線のイカちゃんを見かけるとモヤモヤしますが、自分の実力が見えていなくて かわいそうとも言えます。これからは、そういうイカちゃんを見かけたら、モヤモヤせずに"かわいそう"と思えばOKです。
自分が恥ずかしいことをしていたと気付いたイカちゃんは、真顔で名前変更すればOKです。人生には恥ずかしいことなんて山ほどあります。いつまでも気付かない恥ずかしいオトナだって沢山います。気付いたなら問題ない。過去を気にしてはいけない。
この記事の方法で自分にとって適正なウデマエ帯にいることがわかれば、上から目線ではなく仲間として、正々堂々と「味方がちゃんとやってくれないと勝てないんだからよろしくね!!」と言えます。お互いにちゃんとできるように、協力してプレイする意識が大事になってくると思います。
あっ 時間だ!
それでは今晩も、みんながぼくをキャリーしてくれるのを瞳をキラキラさせて待っています。
塗りたく~るテンタクル!
記事公開日 2018年 12月 17日

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