2008年 7月 7日、独PC Games誌に掲載された記事
「Guild Wars 2: Der Status Quo - 10 Fakten auf einen Blick + Interview!」の
英訳(Guild Wars 2 オフィシャルwiki) を翻訳したものです。
毎度ながら、意味が変わらない程度に意訳したものですのでご了承ください。
今回は前編と後編、2回に分けました。
「Guild Wars 2: Der Status Quo - 10 Fakten auf einen Blick + Interview!」の
英訳(Guild Wars 2 オフィシャルwiki) を翻訳したものです。
毎度ながら、意味が変わらない程度に意訳したものですのでご了承ください。
今回は前編と後編、2回に分けました。
ティリア暦 AE 1325年。5つの種族は、共通の敵との戦いの渦中にあります。
私たちは、ギルドウォーズ2に関する重要な事実のすべてを、ここに集めました。
他の(まともな!)オンラインRPGと同じように、すべてのプレイヤーが同じ世界を共有するのです!
これは、前哨地から出ても他のプレイヤーと出会ったり、パーティを組んだり、一緒に探索できることを意味します。
特定のクエストやミッションのときだけ、プライベートエリアが用意されます。
とはいえ、これは開発チームにとっても重要なことですが、ギルドウォーズ2は他のどのオンラインRPGも模倣しません。
ひたすらモンスターを狩り続ける、「あれとこれを持ってきて」的なクエスト、戦利品の奪い合い…これらをプレイヤーに強いることはありません。
世界各地を移動する手段についても、ギルドウォーズ1で採用されたマップ移動のコンセプトを踏襲します。
他のオンラインゲームとは異なり、ギルドウォーズ2のキャラクターデータは、サーバーではなく一つのセントラルデータベースで管理されます。つまり、プレイヤーは好きなときに他のワールドに移動できるのです。友人同士で、サーバーが違うから一緒に遊べない、という事態は起こりません。
この仕様は、ワールド間のPvPも可能にします(5.も参照してください)。
プレイヤーは新しい世界を探索するため、泳いだり、ジャンプしたり、よじ登ったりするでしょう。
戦闘をドラマティックにするため、デフォルトのカメラポジションはキャラクターに近くなります。
新しい戦闘システムは、ギルドウォーズ1の奥深さをそのままに、初心者にも馴染みやすいものに仕上がっています。
わかりやすいエフェクトによるスキルは、戦闘中に説明文を読むことなく効果を理解できるでしょう。
戦闘は全体的にスリリングな印象です。
簡単な例ですが、ドラゴンが街にとって重要な橋を破壊しようと現れたとします。そのゾーンにいるプレイヤーは、パーティを組んでいる、いないに関わらず、そのドラゴンと戦うことができます。健闘むなしく、ドラゴンの撃退に失敗し、橋が壊されてしまったとしましょう。ドラゴンが去ったあと、街に住むNPCは橋を再建しようとします。その間、プレイヤーたちは盗賊から街の住民を守らなければなりません。
イベント終了後には、クエストと同様に報酬が受け取れます。
イベントは大きなスケールで展開され、ときには同時多発的に発生することもあるでしょう。
Jeff Strainは手短にこう表現しています「世界中で、いつも何かが起こっています!」
通常のクエストは、ソロプレイを基準に難易度が設定されていますが、パーティを組むとそれに合わせて難易度が調整されるよう設計されてい ます。
純粋なPvPキャラクターはもはや不要です。プレイヤーはRPGキャラクターでPvPに参戦できます。
そして新要素:ワールドと別のワールドとの間でPvPが展開します(ワールドについては2.を参照)! ワールドPvPのエリアでは、異なるワールドに属するプレイヤー同士が、互いに覇権をかけて争うのです。
この新しく壮大な戦いには、どのプレイヤーでも制限なく参加できます。
e-sportファンのために、リラックスしたワールドPvPとは別の選択肢として、ギルドウォーズ1と同様にGvGも用意されています。GvGにおいては、公平を期すためにキャラクターのレベルは統一され、すべての能力、スキル、装備、アイテムをどのプレイヤーも同様に手にすることがで きます。
また、キャラクター育成に時間をかけることに十分な価値を見出せるようにします。
古典的なパラメータである、ストレングスやモビリティ、バイタリティが採用されるのでしょうか? Jeff Strainの返答は「まだわかりません」でした。彼は、プレイヤーが騎乗できる生物や乗り物の存在についてもコメントしたくないようです。
しかし、彼はギルドウォーズ2に、「歯応えのある」生産システムが実装されることを確認しています。
ギルドウォーズ1と比べて武器や防具といった装備品の重要度が増し、ジョブ(プロフェッション)による装備制限が緩和されます。
代わりに、プレイヤーはコンパニオン一人を連れ歩くことができます。コンパニオンはパーティメンバーとして数えません。
プレイヤーには、キャラクター育成と同じように、コンパニオンを育成するという選択肢が加わります。これはペットやヒーローを育成するこ とに似ています。
さらに、ギルドウォーズ2では、City of Heroesに似たサイドキックシステムを実装します。このシステムにより、低レベルキャラクターの能力がパーティ内の高レベルキャラクターに合わせて強化されます。クエストを手伝ったり、ゲーム開始当初にワールドPvP(5.を参照してください)に参加したいときなどに役に立つでしょう。
ギルドウォーズ2の開発チームも、この理念に忠実なままです! グラフィクスに新技術を利用できるよう、エンジンのプログラムコードは大部分が新しく書き直されています。そして、新しい照明効果、高品質のポリゴンやテクスチャが利用可能になります。
DirectX 10のサポートについてはコメントを得られませんでしたが、サポートされる可能性は高いと思われます。
いまのところ、ギルドウォーズ2のスクリーンショットは公開されていません。
(後編に続きます)
私たちは、ギルドウォーズ2に関する重要な事実のすべてを、ここに集めました。
1.開かれた一つの世界
ギルドウォーズ2で最も重要な変化は、その世界にあります。他の(まともな!)オンラインRPGと同じように、すべてのプレイヤーが同じ世界を共有するのです!
これは、前哨地から出ても他のプレイヤーと出会ったり、パーティを組んだり、一緒に探索できることを意味します。
特定のクエストやミッションのときだけ、プライベートエリアが用意されます。
とはいえ、これは開発チームにとっても重要なことですが、ギルドウォーズ2は他のどのオンラインRPGも模倣しません。
ひたすらモンスターを狩り続ける、「あれとこれを持ってきて」的なクエスト、戦利品の奪い合い…これらをプレイヤーに強いることはありません。
世界各地を移動する手段についても、ギルドウォーズ1で採用されたマップ移動のコンセプトを踏襲します。
2.サーバーではなく「ワールド」
プレイヤーが作成したキャラクターは、偏らないよう複数あるワールドのどれかに割り当てられます。他のオンラインゲームとは異なり、ギルドウォーズ2のキャラクターデータは、サーバーではなく一つのセントラルデータベースで管理されます。つまり、プレイヤーは好きなときに他のワールドに移動できるのです。友人同士で、サーバーが違うから一緒に遊べない、という事態は起こりません。
この仕様は、ワールド間のPvPも可能にします(5.も参照してください)。
3.キャラクターアクションとテンポの速い戦闘
ギルドウォーズ2は、よりダイレクトなキャラクター操作を提案します!プレイヤーは新しい世界を探索するため、泳いだり、ジャンプしたり、よじ登ったりするでしょう。
戦闘をドラマティックにするため、デフォルトのカメラポジションはキャラクターに近くなります。
新しい戦闘システムは、ギルドウォーズ1の奥深さをそのままに、初心者にも馴染みやすいものに仕上がっています。
わかりやすいエフェクトによるスキルは、戦闘中に説明文を読むことなく効果を理解できるでしょう。
戦闘は全体的にスリリングな印象です。
4.エキサイティングでホットなイベント
ギルドウォーズ1でも、クエストとミッションは存在しました。しかし、ギルドウォーズ2ではそれらに加えて「イベント」が追加されます。イベントは、ワールド内のどのゾーンにおいても、リアルタイムに発生します。簡単な例ですが、ドラゴンが街にとって重要な橋を破壊しようと現れたとします。そのゾーンにいるプレイヤーは、パーティを組んでいる、いないに関わらず、そのドラゴンと戦うことができます。健闘むなしく、ドラゴンの撃退に失敗し、橋が壊されてしまったとしましょう。ドラゴンが去ったあと、街に住むNPCは橋を再建しようとします。その間、プレイヤーたちは盗賊から街の住民を守らなければなりません。
イベント終了後には、クエストと同様に報酬が受け取れます。
イベントは大きなスケールで展開され、ときには同時多発的に発生することもあるでしょう。
Jeff Strainは手短にこう表現しています「世界中で、いつも何かが起こっています!」
通常のクエストは、ソロプレイを基準に難易度が設定されていますが、パーティを組むとそれに合わせて難易度が調整されるよう設計されてい ます。
5.PvP
PvPはギルドウォーズ2において重要な要素です。純粋なPvPキャラクターはもはや不要です。プレイヤーはRPGキャラクターでPvPに参戦できます。
そして新要素:ワールドと別のワールドとの間でPvPが展開します(ワールドについては2.を参照)! ワールドPvPのエリアでは、異なるワールドに属するプレイヤー同士が、互いに覇権をかけて争うのです。
この新しく壮大な戦いには、どのプレイヤーでも制限なく参加できます。
e-sportファンのために、リラックスしたワールドPvPとは別の選択肢として、ギルドウォーズ1と同様にGvGも用意されています。GvGにおいては、公平を期すためにキャラクターのレベルは統一され、すべての能力、スキル、装備、アイテムをどのプレイヤーも同様に手にすることがで きます。
6.満足のいくキャラクター育成
ギルドウォーズ1では、キャラクターのレベルは20までしかなく、多くのプレイヤーにとって不十分でした。このため、レベルの上限は大幅に引き上げられます。Jeff Strainによると、無制限にすることさえ考えているようです。また、キャラクター育成に時間をかけることに十分な価値を見出せるようにします。
古典的なパラメータである、ストレングスやモビリティ、バイタリティが採用されるのでしょうか? Jeff Strainの返答は「まだわかりません」でした。彼は、プレイヤーが騎乗できる生物や乗り物の存在についてもコメントしたくないようです。
しかし、彼はギルドウォーズ2に、「歯応えのある」生産システムが実装されることを確認しています。
ギルドウォーズ1と比べて武器や防具といった装備品の重要度が増し、ジョブ(プロフェッション)による装備制限が緩和されます。
7.コンパニオンとサイドキックシステム
ヒーローと傭兵は必要なくなります。代わりに、プレイヤーはコンパニオン一人を連れ歩くことができます。コンパニオンはパーティメンバーとして数えません。
プレイヤーには、キャラクター育成と同じように、コンパニオンを育成するという選択肢が加わります。これはペットやヒーローを育成するこ とに似ています。
さらに、ギルドウォーズ2では、City of Heroesに似たサイドキックシステムを実装します。このシステムにより、低レベルキャラクターの能力がパーティ内の高レベルキャラクターに合わせて強化されます。クエストを手伝ったり、ゲーム開始当初にワールドPvP(5.を参照してください)に参加したいときなどに役に立つでしょう。
8.刷新されるグラフィックエンジン
グラフィクスにこだわりのあるゲーマーの間でも、ギルドウォーズ1は高く評価されています。アリーナネットによって自己開発されたグラフィックエンジンは、広大な地形を、低スペックのPCでも短いロード時間で美しく描き出します。ギルドウォーズ2の開発チームも、この理念に忠実なままです! グラフィクスに新技術を利用できるよう、エンジンのプログラムコードは大部分が新しく書き直されています。そして、新しい照明効果、高品質のポリゴンやテクスチャが利用可能になります。
DirectX 10のサポートについてはコメントを得られませんでしたが、サポートされる可能性は高いと思われます。
いまのところ、ギルドウォーズ2のスクリーンショットは公開されていません。
(後編に続きます)
2008/08/12 Tue 20:30
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