Guild Wars 2 公式サイトの「The Game」-「Profession」より、
「Thief」(シーフ)の内容を要約してお届けします。
すでに速報でもお知らせしましたが、GDC 2011 にて新プロフェッション: シーフがお披露目されました!
GW1のアサシンを彷彿させるスキルも多くあり、正統な(?)後継クラスと言っても良いと思います。
GW1の 2nd パッケージで登場したアサシン。
当初は、シャドウ ステップと呼ばれる瞬間移動と、短時間に叩き出す高火力でその名の通り暗殺をフィーチャーしたクラスでした。しかし、バランス調整の過程で度重なる nerf (弱体化)を受け、ハンマーを持ったアサシンが最強なんていう紆余曲折も経て、現在はすっかり角の丸くなった不遇の暗殺者となっています(つД`)
盗賊として生まれ変わった彼らは「暗殺」から解放されて、必ずしも高火力を期待されなくなりました。プレイ動画を見る限り、トリッキーな動きで敵を翻弄する、テクニカルなクラスになった印象です。
一発のダメージより機動性と手数で勝負するスタイルだとすると、格ゲーでは まさしく弱キャラのポジションw
果たして、GW2ではどうなのでしょう。興味津々です!
イントロダクション
- シーフは潜伏と奇襲の達人であり、油断した単独の敵を狙うとき、痛烈な攻撃力を発揮します。
- 高くはない防御力と体力を、素早い身のこなしで補います。
- 彼らは跡形もなく消え去って影に潜むことができ、敵から盗んだアイテムを武器として利用します。
- 敵は背後に注意しなければなりません。シーフは常にチャンスをうかがっています。
- 状況に応じた連続攻撃を可能にするイニシアティブ、攻撃の選択肢を広げるスティール、武器の組み合わせで変化するデュアル スキルがシーフの強力な特徴です。
特殊スキル
シーフは いくつかの特殊なスキルタイプを持っています。ステルス
- シーフは影に身を潜めることができます。敵プレイヤーから見えなくなり、mob の aggro を無効にします。
訳注: 動画を見る限りでは、「影に身を潜める」というよりは、光学迷彩な感じです! - ステルスには時間制限があります。
- ステルス状態でもダメージは受けます。ダメージを受けたとき、一時的に姿が見えます。
- 多くのステルス スキルは、シーフが攻撃すると解除されます。
- いくつかのステルス スキルは、シーフが移動すると解除されます。
シャドウ ステップ
- シーフはシャドウ ステップと呼ばれるテクニックで素早く戦闘に参加したり離脱することができます。
- ある場所から消え去り、別の場所へ影の中を瞬間的に移動して、再び現れます。
- ただし、二点間に障害物(ゲートや他のブロック領域)がある場合は使用できません。
トラップ
- シーフは、待ち伏せのため、あるいはエリアをコントロールするためにトラップを使います。
- 例えば、Shadow Trap (シャドウ トラップ)は、セットしたときステルス状態になり、敵がトラップに掛かるとその場所へシャドウ ステップします。
スキル動画
公式サイトのスキル動画を見たこじょのつぶやきです。
スコーピオン ワイヤー
屋根から屋根へ飛び移り、地上に降り立って両手のピストルで乱れ撃ち...
Unload (アンロード)というデュアル スキルらしいです。プロモーション ムービーさながらですね^^
弾丸が見えるのは、マトリックス的な演出と思えば良いでしょうか。
その後、スコーピオン ワイヤー。敵にワイヤーを投げて引き寄せています。GW1にも同名のスキルがありますが、たぶん やりたかったのはこっちなのでしょうねw その後の乱れ斬りは、Dancing Blade (ダンシング ブレード)というソード スキルです。たぶん。
クラスター ショット
それにしてもアスラのシーフ、人相が悪すぎですw
リープ デス ブラッサム
てか、それより前に、投げたダガーが敵の首あたりにヒットしてるのに、足を引きずっている違和感w
シャドウ ショット
その後、マキビシを撒いてますね。やはりこれも、GW1のカル トラップでやりたかったことでしょうw
スティール
まず右に回り込みながらの攻撃。移動を含む攻撃は、ダメージ低めなのがセオリーです。
(ウォーリアのイヴィソレイトはバースト スキルなので例外かなあ)
一発殴られて、ステルス発動。別のクリーチャーからスティールした枝を棍棒(?)として攻撃してますね。
あんなデカい敵が だいぶ吹き飛んでますw
メカニズム
武器
- シーフが装備できる武器は 4種類、組み合わせは 7通りです。
- メインハンド: ソード,ダガー,ピストル
- オフハンド: ダガー,ピストル
- 両手: ショートボウ
イニシアティブ
- イニシアティブはシーフ独自のリソース メカニズムです。
- シーフのウェポン スキルにはリチャージ時間がなく、代わりにイニシアティブを消費します。
- シーフは最大 10 のイニシアティブを持ち、使用するウェポン スキルに応じて一定量を消費します。
- 消費したイニシアティブは 1秒に 1ポイントずつ回復します。
- シーフは常に攻撃のオプションを用意しておくことができ、状況に応じて強力な攻撃を連続して繰り出すことができます。
- イニシアティブを消費するのはウェポン スキルだけで、ヒール、ユーティリティ、エリートの各スキルは、通常のリチャージ時間があります。
スティール (Stealing: 盗み)
- シーフにはスティールという特殊なスキルがあります。
- スティールはスキル バーの外にある、11番目のスキルであり、頻繁に使用することはできません。
- スティールはアイテムを盗むのではなく、ターゲットしたクリーチャーやプレイヤーに応じた環境武器を入手します。
- ステルス状態のときにスティールを使っても、ステルスが解除されることはありません。
- 例えば、モア バードからは羽毛を盗むことができ、それを投げつけると敵を盲目状態にすることができます。
補足: GW2の盲目(blind: ブラインド)は、次の 1回の攻撃を失敗させる状態異常のようです。 - 環境武器の効果は、基本的なスキルよりも強いことはなく、オプションの一つとして利用できます。
デュアル スキル
- シーフのウェポン スキルの 3番目のスロットは、デュアル スキル枠です。
- デュアル スキルは、両手に装備している武器の組み合わせによって変化します。
- 例えば、メインハンドにピストル、オフハンドにダガーを装備している場合、Shadow Strike (シャドウ ストライク)となります。逆に、メインハンドにダガー、オフハンドにピストルの場合は、Shadow Shot (シャドウ ショット)となります。両手にダガーの場合は、Leaping Death Blossom (リープ デス ブラッサム)です。
- 両手持ち武器であるショートボウには、デュアル スキルはありません。
外部関連リンク
- Guild Wars Offline「シーフ - Thief 」
- IGN「Guild Wars 2: The Thief」(英語)
- Guild Wars 2 Official Wiki「Thief」(英語)
- Guild Wars 2 Official Wiki「List of thief skills」(英語)

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Thief、個人的にあまり注目していなかったのですが
とんでもなくスタイリッシュなProfessionで驚きました。
2丁拳銃やショットガンが反則です(笑)
リープ デス ブラッサムでは足を引きずっている表現ありましたが
足を引きずる=負傷する、という表現が実際のプレイでもあるんでしょうか・・・本当に楽しみです。
あの足を引きずっているモーションは、おそらく Crippled (クリップル)という状態異常のエフェクトだと思います。GW1のクリップルは、「移動速度が50%低下する」でした。GW2では効果の視覚化に力を入れているようなので、他にも色んなモーションがあるのではないかと思います。楽しみですね。
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